一般に聞き取れる高周波の限界は20�`Hz。
モスキート音は20歳代前半までが聞き取れるとされる17�`Hzの高周波のこと。
若者にはキーンと不快な音が聞こえるそうです。
スピーカー
2009年、東京農工大学の越田信義特任教授らは、人間の耳には聞こえない超音波まで発生する超薄型のスピーカーを開発した。
タテ5mmヨコ5mm厚さ2.8μmという超薄型。
実験ではスピーカーを8つ載せた5cm角の基板を試作。電気を加えたところ、最高150�`Hzの超音波まで再生できた。
現在のスピーカーは信号をコーン紙と呼ぶシートに伝えてコーン紙が機械的に振動して音が出る。そのため、20�`Hzが限界だった。
開発したスピーカーを使えばマイクでとらえたすべての音を再生できるため、森などの自然環境で心を癒すとされる超音波まで出せる。
高周波
高周波
植物のオーラは、
グラス・ハープの音色を使って演奏された音楽を流したと きに、最も強く輝いた。(S・サンダーとL・シュローダの実験)
グラス・ハープは、ワイングラスなどのふちに水をつけ、指でこすって出す、高音(高い周波数を持つ)の美しい響きのこと。
美しい響きはキンキンした高音に、高周波数の「倍音成分」が加わっもの。
「
倍音成分
」とは、
基になった音の周波数の整数倍を持つ音のこと
で、
例えば、ピアノで1つの音を鳴らしたときに、たった1つの周波数(ex100ヘルツ)の音が鳴っているだけでなく、その整数倍の周波数(ex200ヘルツ、300ヘルツ)の
音もわずかに生じている。それが倍音。
倍音成分は音色を性格づける大きな要素
。
安いバイオリンと高価な例えばストディバリのような高価なバイオリンとの違いは、倍音の強さが違い、高い周波数 の倍音成分が豊かだと、ツヤのある、耳に心地よく響く美しい音色とな
る。しかも、そうした高い周波数の音はしばしば人間の可聴範囲を越えている。
人間の聴くことが出来る音域は20ヘルツ〜22000ヘルツくらいまでである。
アナ ログレコードには22000ヘルツ以上の音も録音されていたが、CDになってから は、22000ヘルツ以上はカットされてしまい、その結果ドライでツヤのない音になってしまった。
文部省の放送教育開発センターの大橋力教授、仁科エミ助教授の実験による と、
22000ヘルツ以上の音をカットしたものはα波が減少し、レコードを聴かせるとα波は増加した
。
再現し自然な歌声
「NTTサイバーコミュニケーション総合研究所は、人が歌う時と同じような自然な歌声を出す音声合成技術を開発した。歌声に特徴的な『倍音』という高音領域をうまく再現できるようにした。」
「新技術は合成する歌声の素材として、波形がきれいに整った成分(正弦波)と、不揃いの波形の成分(ノイズ)に分けて保存。正弦波を使って倍音を自動合成して重ね合わせる。さらに別に保存してあったノイズ成分を加えて、人間の歌声に使い自然さを出す」
高い周波数の音には意識をリラックスさせる効果がある
。
密閉性の高いマンションなどに住んでいると、高周波の音が遮断されるため、イライラしたり、
ストレス
がたまりやすくなる。高層住宅に住む子供ほど、
ストレス
性の病気や神経症に罹りやすいのも、このことが原因かもしれない
。
魂は高周波数を発している
・・・・
インドの「ナーダ音感想法」
:
両耳を手で塞いで、内側に聴こえる音に意識を向ける。
最初は心臓の音からくる太鼓の様な音や打楽器の音が聞こえてくるが、行法を続けていくうちに、やがてフルートの様な音が聴こえはじめ、ついには金属的な一筋の精妙で美しい音(高周波の音)が聴こえてくるという
。
高周波の音を含んだ音は
、
魂自身が発する音であり、それゆえ魂を調律する力がある。
具体的には、倍音成分の豊かな、比較的高い音域を持った楽器、 バイオリン・フルートなどから得られる
バイオリンとフルートの音色が
もっとも視床下部を刺激する